海外で見つけたエナジードリンク Part4
今回ご紹介するのはアフリカ産エナジードリンクです。企業の本社がヨーロッパにあって、製造工場がアフリカにあるというパターンはよくあるのですが(Part2で紹介した「X-RAY」もそうでした)、今回紹介するのは、企業も製造もアフリカというかなり珍しいエナジードリンクです。
その名も「VOLCANO」です!
なんと日本円にして40円程度です(激安)。ものすごい缶の作りがチープです。ちょっと錆びている箇所もあります。スチール缶なのでしょうか…。そして、缶周りも直接プリントされているのではなく、印刷したビニール幕のようなものが貼られています…。すごい安っぽいです。
調べていたら、公式ホームページ(外部リンク)がありました。どうやらアフリカのコートジボワール産のようです。20年の年月にわたる経験と専門知識に基づいて製造されたそうです…💦 が、果たしてそのお味は!?
色から想像がつくように、レッドブル味のテイストなのですが…ものすごく酸っぱくて、一言で表現すれば「まずい」に尽きる…(´;ω;`)
こう考えると、レッドブルとかモンスターとかのテイストってうまく調整されているんだなぁと感心します。
さて裏面の成分表示を見ると…なんと成分表示が部分的にしか書いてありません!おそらくアメリカやヨーロッパなどに企業として輸出していないため、配合成分表示がものすごいアバウトでも許されているのだと思います。この表示の申告を信ずるならば、このドリンクには100mlあたりカフェインが32mg、タウリンが400mg(0.4%)、グルクロノラクトン240mg(0.24%)が配合されているそうです。また、この他にもビタミンB6とB12が入っていると書いてありますが分量まではありません。
タウリンもグルクロノラクトンも、日本では医薬品に分類されていているため、日本で販売されているエナジードリンクには決して入っていません。そういう意味ではとても強力なエナジードリンクなのかもしれませんが、あまりの不味さにとても飲めたものではありませんでした…。
また、缶の作りのチープさや成分表示のアバウトさによって、飲み物に対する信頼性を失われてしまうレベルの商品です。これまで紹介してきたエナジードリンクのなかで、初めて完飲できませんでした。そういう意味では、レッドブルやモンスターなどのエナジードリンクが高い理由は、そこに「安心できる」という料金が含まれているからなのだと実感をもって納得しました。
海外で見つけたエナジードリンク(一覧)
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