海外で見つけたエナジードリンク Part9
ここにきてようやくエナジードリンク界のキング「レッドブル」をご紹介です。それも日本ではあまり見かけないオーストリア本社謹製版です!
裏面の情報によればオーストリアの本社工場でつくられたフランス向けレッドブルの模様。
ちなみにレッドブル社は、「レッドブル」というドリンク・ブランドの売り込みと広告を専注していて、製造工場の自社保有に拘らない企業です。つまりレッドブル社は、ドリンクの製造に力を入れているのではなく、スポーツなどを通した広告に力を入れて「レッドブルはクール」というイメージを売っている会社だったりします。
ですから、世界各地で販売されているレッドブルは、それぞれの地域にある別企業と契約されて、かなりフレキシブルに製造されています。実際にこのレッドブルを製造元はラウフ社(外部リンク)というところです。
つまりレッドブル社にとってレッドブルは、カフェインとタウリンを摂取するためのドリンクではなく、「翼をさずける」(Red Bull gives you wings)というイメージを摂取するためのドリンクだったりします。
このためか、アメリカでは飲み続けたけど翼が生えなかった(つまり飲んだ人のパフォーマンス向上や、集中力や瞬発力を高める効果がなかった)として集団訴訟されてしまい、1300万ドルの和解金を支払っていたりします…💦
日本でも「エナジードリンクはプラシーボ!」という趣意の記事をよく見かけますよね。しかしその一方で「エナジードリンクの飲みすぎ注意!死亡の危険!」みたいな記事もよく見かけます。一体どっちが真実なのでしょうか!?
さてさて、そのお味は…
味は予想がつく通り、レッドブルの味ですね(あたりまえ)!日本のものと違いがよく解らないです…味覚に鋭い方なら違いが判るのかも💦
さてさてその100mlあたりの成分は…
エネルギー 46kcal
タンパク質 0g
炭水化物 11g
糖分 11g
脂質 0g
飽和脂肪酸 0g
ナトリウム 0.04g
ナイアシン(ビタミンB3) 8mg
パントテン酸(ビタミンB5) 2mg
ビタミンB12 0.002mg
タウリン 400mg(0.4%)
カフェイン 32mg(0.032%)
です!海外版モンスターのカフェイン量が20mg/100mlですから、カフェイン濃度自体は、海外版レッドブルの方が強い模様(ただし、海外版モンスターは500ml缶でしたが💦)。
カフェインもタウリンもしっかり入っているということで、エナジードリンクに全く効果がない、というのは誤りのような気がします(もちろんカフェインもタウリンも他の食事から摂取可能なわけですが…)。
海外で見つけたエナジードリンク(一覧)
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